【ビアンコートDIYチャレンジ】失敗しない簡単施工!自分でビアンコートBを塗る方法(2) ~準備するもの・下準備編~

業者さんに頼まず、節約するために「自分でフロアコーティングをやりたい」と『ビアンコートチャレンジ』をする一般の方が増えてきました。
せっかくの新築物件に「自分でフロアコーティングをする」なんて、失敗したらどうしよう、高いけど業者さんのほうが安心、と迷っていませんか?

今回は、一般の方にもかんたんにチャレンジしていただけるよう「ビアンコートを塗る方法」について、まずはその【準備編】を、わかりやすく解説します。


Step-1 準備するもの


 

 

 

 

 

 

 

フロアコーティングといっても特別なものは必要ありません。
100円ショップやホームセンターで購入できるもので充分ですので、あとで慌てないよう、事前に下記のモノだけはしっかり準備しておきましょう。

 

ビアンコートB(溶剤)

ビアンコートBは、タイプが「艶の有無」×「UV対策の有無」の計4種類。サイズ(容量)は施工するフローリング面積に応じて選べる各6サイズ(100ml/300ml/1L/2L/4L)が購入できます。目安としては、溶剤1L缶ひとつで約50平米と考えてください。

例えば、12畳(約22平米)のリビングダイニングと6畳(約11㎡)の洋室が二部屋、あとキッチンと廊下で約50平米であれば、1L缶を1つが目安となります。

 

希釈用ブタノール(アルコール)

ビアンコートを塗り易くするために、施工の直前に溶剤に入れて希釈する専用のアルコールです。

 

 

 

 

 

 

 

 

フローリングに塗る際は、溶剤の容量に対して2割(1Lなら200ml)を入れて希釈します。
インターネットで「希釈用ブタノール」を販売していますが、エタノールやIPAで代用しても構いません。

 

ビアンコートBとブタノールを入れておく容器

塗布用モップが入る大きさ(モップ全面を完全に一度浸せる大きさ)のものを用意します。
ある程度の深さがあり、底面が安定しているプラスティック製のものがベストですが、料理の保存に使うタッパーなんかでも代用可能です。

 

塗布用のモップと替え布

おススメはラグロン社の「フックモップ(本体と替え布)」。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

塗布する際にできるだけ目線を床に近づけたほうが仕上がりがキレイなので、柄のついたモップで、塗布するモップ布が着脱式のものが良いと思います。

 

メラミンスポンジ

壁際や巾木の部分を塗る際にとても便利です。100円ショップで買える白い「激落ちくん」で十分です。

 

養生シート・養生テープ

施工中に余計な箇所に溶剤が付着しないようにするために、是非用意しましょう。

 

 

 

 

 

最近では養生テープも100円ショップで買えますし、シートはレジャーシートや新聞紙でも構いません。

 

施工するときの服装は?

ビアンコートは水分や油分、ホコリがを嫌います。

●帽子か鉢巻
塗っている途中で汗や髪の毛が落ちると大変。うまく硬化しなかったり(溶剤が密着しない)、白濁するのを防ぎましょう。

●長袖シャツ・長ズボン
体毛などの異物が落ちないよう、袖口や裾口が縛れるものが良いです。

●糸くずが落ちない靴下・ソックス(裸足は厳禁)
繊維くずが落ちにくい軍足で「ポリエスチレルの混合率の高い」ものがお勧めです。新品よりも履き古したほうが意外と糸くずは出ないと思います。


Step-2 下準備(清掃・ワックス剥離・養生)


できるだけきれいな床の状態に対してフロアコーティングしたいものです。もし、汚れが残っていたら、汚れたままコーティングされてしまいますよ。

何度も言いますが、ビアンコートは、施工時の「水分・油分・ほこりや異物」をとても嫌います。なので汚れやワックス(油分)などは完全に取り除いてキレイな状態を作りましょう。

清掃について

新築でも意外とホコリや髪の毛が落ちているもの。髪の毛やホコリ、油分・水分は施工してからでは手遅れとなります。掃除機やダストモップなどを使って、丁寧に取り除きましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

汚れがあった場合は、市販されている床用の中性洗剤を使ってしっかり汚れを落としましょう。洗剤も必ずぬるま湯を使って洗剤成分がなくなるまでしっかり落とすことが肝要です。

 

ワックス剥離(※必要な場合)

ワックスが残ったままビアンコートBを塗布するのは厳禁です。塗布後に、ガラス被膜が割れたり、白濁したように見える現象を引き起こします。ワックスは塗った直後はとてもきれいなのですが、時間が経過するとともに汚れを巻き取ったり、たくさん歩行する場所だけが剥がれていたりします。

ビアンコートを塗布するためには、ワックスを完全に剥離しておくとがとても重要です。
市販のワックス剥離剤でも結構ですが、ビアンコジャパン社の「拭き取り用洗浄剤(BJ-2000)」などでも剥がせます。
なお、新築の物件の場合はワックス剥離の手間を省くため、必ず引き渡し時に「サービスワックスは不要」と伝えておきましょう。

ワックス剥離後は、剥離剤や洗剤が残っていないようにしてください。また、フローリング床に水気を吸わせないようにし、万が一、水分が残っている場合は、完全に乾燥するまでビアンコートは塗布しないようにしてください。

 

養生

巾木(壁面の下側)や三方枠(部屋の角)、建付け家具など、ビアンコート溶剤を付着させたいたくない部分は、養生テープなどで塗布用のモップが直接触れないようにします。
また、施工中に溶剤や施工道具を置く場所には、養生シートや新聞紙などを敷いて万が一の溶剤付着を防止しましょう。

 

その他

●家具の移動
施工する部屋の家具や置物は必ず別の部屋に移動させてください。ビアンコートを一気に塗る環境を整えることが重要です。

●室内温度は15℃以上あるか(エアコン禁止)
ビアンコートBは「自然硬化型」の溶剤なので、「均一にムラなく短時間で乾燥させる」ことが望まれています。そのため、室内温度が低い場所ではなかなか効果が進まず密着不良や割れを起こす原因となります。できればエアコンをかけていない状態で、室内温度が15℃以上ある日中の時間帯で施工をしてください。

●エアコン・扇風機・窓開け禁止
詳細は別のコラムに書いていますが、施工中および乾燥硬化中の「エアコン・扇風機・窓開け」は厳禁です。完全に硬化するまでは塗布した室内に気流を起こさないようにしてください。均一の乾燥硬化できず、場所によっては白濁や割れなど引き起こし、失敗する可能性があります。

 


まとめ


さあ。ここまで準備できたらばっちりですね。

あとは一気に塗ってしましょう・・・と言いたいところですが、確認の意味も含めて事前のチェックをお願いします。

□ 溶剤は部屋の広さに応じた容量を用意できているか?
□ 溶剤を入れる容器、モップ、スポンジは用意できているか?
□ 事前のクリーニングは完璧か?このままコーティングされても大丈夫?
□ ワックス剥離は完全にされているか?
□ 服装(帽子・上衣・下衣・靴下)は問題ないか?
□ 養生はできているか?
□ 室内温度は適正か?
□ 空調は付けず、窓も密閉した環境となっているか?

いかがでしょうか?ここまで完璧だということであれば、次のステップ「溶剤の準備・テスト施工をする」(準備中)に進みましょう!