<ビアンコートDIYチャレンジ>【第5条】新築時の補修部分はしっかり見ておきましょう。

ビアンコートDIYチャレンジ推進委員会では、皆様が失敗することなく、かんたんにフロアーコーティングをしていただくため、ビアンコートを塗る際に気を付けていただきたいことを「ビアンコートBを自分で塗るとき知っておきたい10のコト」と題してお届けしています。


「隠れ油分」として悪名高いのが新築引き渡し時や床リフォーム後の「補修痕」

簡単に言えば、フローリングの傷を隠すための修復絵具と思ってください。

つまり絵具の部分が「油分」なので、ビアンコートBとは相性が非常に悪いのです。

新築物件や床のリフォーム業者さんが故意にフローリングを傷つけているわけではありませんが、

物件施工の際に部材の搬入やフローリングを敷き詰める工事をする際に、

ほんのちょっと溝の部分(=目地)を傷めたり、工具を床面に落としたりすることはよくあることのようです。

ただ、明らかに傷や割れが残ったまま新築物件として引き渡すことはできませんから、

事前に補修業者に依頼して、フローリングと同じ色や模様になるよう専用の絵具で綺麗に修復するんですね。


【第5条】新築時の補修部分はしっかり見ておきましょう。


そして引き渡し直前にワックスをかけて(サービスワックス)、あたかもピカピカで問題がないようなお化粧をするわけです。

大概、新築物件を買う方は内覧や引渡し確認の際に舞い上がってます(笑)ので、

気が付かないことが多いのです。

また、すぐに家具などを入れてしまったらしばらくは本当に気づかないと思います。

暮らし始めてしばらくすると「あ。この傷。なんかモノを落としたっけ?」と自分でつけた傷跡のように思ってしまうのです。

 

経験値から言えば引渡し物件の3割程度はなんらかの補修をしていると思います。

 

ところが、ビアンコートをこの補修部分にそのまま塗ってしまうと、明らかに弾いてしまって溶剤が密着しないのです。

その部分だけが白くぼやけたり、ガラス被膜が形成されずに補修剤が浮き出てくることになります。

ビアンコート施工業者さんは、それを事前チェックして見つけ出し、補修剤そのものを一度除去します。

補修剤を取ってしまったら傷がモロ見えになってしまうのではないか?と思われるでしょうが、それは仕方がありません。

というか、実際は、傷そのものは大した大きさではないのに、補修をしたために補修剤の面積が必要以上に大きくなっているほうが問題です。

以前、実際にあったケースですが、

わずか5mmほどの傷を補修するために直径約10cmくらいの補修剤でごまかされていたことがありました。

ま、これは補修業者のレベルにもよるのですけどね。

 

さて、素人の皆さんが実際に補修部分をどうやって見つけるか。意外に簡単な方法があります。

「ビアンコートかんたん施工セット」など本番用のビアンコート溶剤は、

施工前に「ブタノールで2割程度希釈(混ぜる)」という準備があります。

この「ビアンコート希釈用のブタノール」ですが、一部の化粧品などにも使用されている比較的安全といわれるアルコールです。

このブタノールを布(ウェス)などに含ませて、ワックス剥離後のフローリング床を吹き上げると良いと思います。

そうすると、補修痕が浮き出てくるように見つかります(笑)

 

見つけた補修痕は、そのままブタノールで丹念に拭き取るか、サンドペーパー(紙やすり)などを使って丁寧に削ります。

勿論、販売業者や物件施工業者に「フローリングを補修した箇所があれば教えてくれ」と言って確認するほうが良いと思いますが。


●ビアンコートDIYチャレンジ」必見!「ビアンコートBを自分で塗るとき知っておきたい10のコト」

第1条 ガラスコートは、ワックスのように剥離・・・はできないことを念頭に
第2条 ビアンコートは、ワックスと同じように塗ればいい・・・ではありません。
第3条 ビアンコートは、水分厳禁!汗水たらして塗布する夏場の施工!
第4条 ビアンコート施工では、既存ワックスは事前にしっかり剥離しておきましょう。
第5条 新築時の補修部分はしっかり見ておきましょう。
第6条 室内気温5℃以下は避けましょう。
第7条 「二度漬け禁止」ならぬ「二度塗りは慎重に」の理由。
第8条 使用済みのモップはもったいないけど捨ててしまいましょう。
第9条 早く乾かしたい気持ちはわかる。でもエアコン・扇風機は使わないこと。
第10条 可能ならテスト施工がおススメ