<ビアンコートDIYチャレンジ>【第7条】「二度漬け禁止」ならぬ「二度塗りは慎重に」の理由

これも、割とよくある質問ですが「塗るのにどのくらい時間がかかるの」と聞かれることがあります。

当然塗る面積によって異なるワケですが、

塗るだけ(事前のクリーニングやワックス剥離含まず)ならば、15㎡(約8畳)で目安20分というところでしょうか?

勿論、最初は要領を得るまで慎重にされることかと思いますので、もっと時間がかかることもあります。

「二度漬け禁止」ならぬ「二度塗りは慎重に」の理由

ここで重要なことをひとつ。

ビアンコートBのような「自然乾燥硬化型」のコーティング剤の場合、

塗布したところから順に硬化が始まるという点です。

つまり塗り始めた部分から少しずつ硬化が始まりますので、

ひと部屋分を塗り終わるころには最初の部分は固まり始めている、と考えて良いです。

ただ、ビアンコートの特性上

「軽歩行(上を歩けるようになるまで)3時間。完全硬化は3日間」と言われています。

なので、いきなりカチカチに固まるということはではありません。

逆に言えば、ゆっくりゆっくり硬化していくので、

基本的には「一度塗った床面は完全に固まるまで触らない」ことが重要です。

特に、ありがちなミスの一つに「思ったよりも光沢が出ていない」と思って、

完全硬化前に「二度塗り」をしてしまうことが挙げられます。

実際に、塗ってみたら、少しだけ塗りがうすそうだなあ、と気になる部分があります。

もう少しだけ塗って見た方がいいんじゃないか、という【悪魔のささやき】も聞こえてきます。

これですね。

一回目を塗った直後に、触る程度なら問題ないのですが、

塗ってから数分も経つと、固まり始めているんですよ、実際は。

 

 

要は、完全硬化する前(つまり固まり切っていない状態)で、

ガラスコートの表面をモップで塗り始めると、

固まり切っていないビアンコート溶剤が引っ張られてしまい、

新たな溶剤と混在して固まりにくくなるからです。

これを業界的には「引っ張って失敗」といいます。

場合によっては白い筋のような模様やムラができてしまいます。

ちなみにこれは絶対に修復できません。

二度塗りが絶対にダメということではありません。

施工業者さんも光沢を高めるために<時間の余裕さえあれば>二度塗りを行うことはあります。

二度塗りするなら、完全硬化した後(カチンカチンに固まった状態で)実施するようにしましょう。

 


●ビアンコートDIYチャレンジ」必見!「ビアンコートBを自分で塗るとき知っておきたい10のコト」

第1条 ガラスコートは、ワックスのように剥離・・・はできないことを念頭に
第2条 ビアンコートは、ワックスと同じように塗ればいい・・・ではありません。
第3条 ビアンコートは、水分厳禁!汗水たらして塗布する夏場の施工!
第4条 ビアンコート施工では、既存ワックスは事前にしっかり剥離しておきましょう。
第5条 新築時の補修部分はしっかり見ておきましょう。
第6条 室内気温5℃以下は避けましょう。
第7条 「二度漬け禁止」ならぬ「二度塗りは慎重に」の理由。
第8条 使用済みのモップはもったいないけど捨ててしまいましょう。
第9条 早く乾かしたい気持ちはわかる。でもエアコン・扇風機は使わないこと。
第10条 可能ならテスト施工がおススメ